【富士の茶娘便り】お茶は緑色なのに、なぜ茶色=ブラウンなの?

第22代富士の茶娘の佐野かおりです。

 

今年7月にロゼシアターで開催された「富士のお茶フェスティバル」で余ったお茶の苗木をもらい、自宅のベランダで育てているのですが、
8月の終わり、木をよく見てみるとつぼみのようなものが出てきました!
わぁ♫開花が待ち遠しいです。

 

さて、お茶は何色?と聞かれたら、「緑」と答える方が多いと思うのですが、
先日、知人と話していて「お茶は緑なのに、なぜ“茶色=ブラウン”なの?」と話題になり、
確かに、今までそこに疑問さえ抱かなかったけど不思議!と思い、調べてみました。

 

つい先日、あの“チコちゃんに叱られる”番組でも取り上げられていたそうですが、
昔のお茶の製法と今のお茶の製法の違いが、この疑問の原因でした。

「茶色」という言葉や概念が生まれた頃、庶民の間で飲まれていたお茶は、くすんだ赤色や黄色のようなお茶で、そのお茶で布を染めると、まさに「茶色」だったわけです。

今のように緑のお茶になったのは、江戸時代になってから。
茶葉を蒸し、手で揉みながら乾燥させる製法により、緑色のお茶が誕生しました。

 

他の説があったりもするようですが、ネット検索で色々見てみて、すぐ誰かに話せるネタとしてまとめさせてもらいました(笑)

 

お茶を頂く時、香りや味だけでなく「色」
も楽しみながら飲んでみるのもいいかもしれませんね。

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