【第22代富士の茶娘退任挨拶】小池美香さん
第22代富士の茶娘の小池美香です。
茶娘として活動したこの2年間で、“お茶”を通して私の視野はまた一段と広がったように感じます。
急須に入った茶葉に、大きな氷の塊だけをいれる。
そして、溶けた水で飲んだお茶は、予想以上に甘くて驚いたことを今でも覚えています。
私は緑茶を毎日のように飲みますが、身近なお茶の新一面を知ることができたのは、とても面白いなと感じました。
また、茶娘の活動を通して、富士市でどんな方がどんなふうにお茶を作っているのか、そしてどんなふうに世の中に広めているのか、というお茶の裏側を見ることができたのもとてもいい経験でした。
そうした製品の裏側、お茶に込められた思いや、ストーリーを知って、富士市のお茶がもっともっと好きになりました。
現在、富士市ではほうじ茶もブランド化され、日本全国に広がっています。
幕張メッセで行われた食の祭典では日本全国・世界各国から集まったバイヤーの方々が足を止め、富士のほうじ茶に興味を持ってくださいました。
特に、ほうじ茶がお酒のリキュールになっている「ほうじ茶スピリッツ」に驚く方が多かった印象です。
富士のほうじ茶は、ただお茶として飲まれるだけではなく、お酒やビールなどのアルコールや、チョコレートやマフィンなどのスイーツにも変身しちゃうんです♪
すごいですよね!
このほうじ茶を、東京や愛知などでPR活動をした時には、「私静岡出身なの」「昔富士市に住んでいたわ」と声をかけ、お茶を手にとってくださる方々にも出会いました。
富士のお茶は、ただのお茶ではなく、人々に故郷や思い出を思い出させる素敵なきっかけになっていました。
そんな素敵なお茶に出会えて、たくさんの方々と出会うことができ、とても楽しい2年間でした。
素敵な機会をいただき、本当にありがとうございました。
今後は、富士のお茶の1ファンとして、お茶を飲み続けます♪
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