【富士の茶娘便り】お茶の新芽を摘んで天ぷらにしました!
第22代富士の茶娘の佐野かおりです。
以前、お茶を購入したときに添えられていたパンフレットの「土が喜び笑う農法」というキャッチコピーがとても気になっていました。
新茶の製造販売で忙しい時期が過ぎるのを待ち、6月に、その気になるお茶を製造されている富士市中里の「山平園」さんを訪ねてきました。
須津川の渓谷沿いに、数か所、離れたところに茶畑があり、そのひとつひとつを案内してくださいました。
山平園さんのお茶の特徴は、なんといっても無農薬栽培。土づくりからこだわりを持っていらっしゃるところから「土が喜び笑う農法」というわけです。
茶畑を巡りながら、新茶を刈り取ったあとに出てきた新芽を摘ませてもらいました。
実は、私は飲食店の女将をしております。
せっかくなので、摘み取ったお茶を店のスタッフにお願いして、天ぷらにしてもらいました。
何度か噛むとお茶の苦みが口の中にふわっと広がり、しばらく余韻が残ります。美味しい!!!
ちなみに、お茶の葉を天ぷらにするコツは、衣を薄めにすることだそうです。
このあたりの地元ならではの食材といえば、生シラスやサクラエビがありますが、このお茶も食材として、富士市ならではの一品としてお客様にご提供できればいいなと感じました。
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