T-1グランプリin吉原小学校

日時:平成21年12月20日(日) 13:00~
場所:ラ・ホール富士
対象者:吉原小学校3~6年生(参加者38名)
主催:富士のお茶振興推進協議会

T-1グランプリは、子供たちにお茶についての○×筆記問題、お茶の種類当て競技、お茶の入れ方競技に挑んでもらい、その総合得点で優勝者を決める大会です。

もともとは、子供たちにお茶のことを知ってもらうために宮崎県の都城市で企画されたものですが、
吉村紙業さんが全国展開に向けて尽力して下さっており、北海道から九州まで、様々な地域で開催されています。

富士市では、富士茶商組合や周辺のお茶屋さん、日本茶インストラクター・アドバイザーの皆さんのご協力の下、今年度は試験実施という形で吉原小学校に対象を絞って開催しました。
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開会式。
富士茶商組合の渡辺栄一組合長と、富士市商工農林部の金刺部長より御挨拶をいただきました。
子供たちには事前に勉強用のテキストを送っているため、式の直前まで熱心に勉強していた子もいました。
まるで学校のテスト前のよう。
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茶レンジ1はお茶についての○×筆記問題。
子供たちは皆、真剣な表情で問題に向かっていました。

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終了後、隣同士で答案を交換してもらい、問題の解説を聞きながら採点をしてもらいました。
採点中はところどころで歓声が上がるなど、賑やかに行われました。
御父兄の皆様にも子供たちが挑戦した問題を配布し、一緒に解説を聞いていただきました。

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次は、茶レンジ2のお茶の種類当て競技。
はじめは中が見えないようになっています。

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色、形状、香りで、どれがどのお茶かを判断してもらいます。
当てるお茶は普通煎茶、深蒸し煎茶、玉露、粉茶、棒茶、玄米茶、ほうじ茶、粉末茶の8種類。
ダミーとして紅茶と烏龍茶が混ざっています。
終了後、「難しかった!」との声が一番多かったのがこの種類当て競技でした。

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茶レンジ3は、2人分のお茶の入れ方競技。
審査員の目の前で、お茶を入れてもらいました。

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審査ポイントは、お湯と茶葉の量、湯冷ましと抽出の時間、注ぎ分けと注ぎ切りなど・・・。
事前勉強の成果か、どの子も入れ方が上手で、審査に一番苦労した部分でもありました。

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総合得点上位4名で決勝戦。
ステージ上で、3人分のお茶を入れてもらいました。
テキストには書いてありませんでしたが、上位だけあってうまく応用ができていました。

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表彰式と閉会式の後、全員で記念撮影。
大会が終わった後も家族にお茶を入れてくれることを願って、全員に参加賞の急須をプレゼントしました。

初めての試みでしたが、子供たちの反応を見て、急須で入れるお茶の良さを知ってもらえたと思います。
来年度は富士市全体の小学校から参加者を募集し、本格的にT-1グランプリを行う予定です。

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